看護師が転職で筆記試験に躓く!あなたが今すぐ出来る対策とは?
看護師の転職と筆記試験について、今回はお話をしていきたいと思います。
同じ病院である程度の経験年数を重ねると、次なるステアップのために考えはじめるのが、転職ですよね。
看護師としてのスキルアップや新しい分野への挑戦をしたいと望んだ場合、目指すは公立病院や大学病院などの大規模病院でしょう。
しかし大規模病院への転職で、一つネックになっていることはありませんか?
それは『筆記試験』!
筆記試験がネックで、大規模病院への転職に尻込みしているという看護師は、案外多いんです。
でも大丈夫!
転職時の筆記試験も対策さえしておけば、なにも怖がる必要はありません。
そこで今回は、『看護師の転職時筆記試験』に焦点を当て、その対策についてご紹介します。
これであなたも筆記試験対策は万全!
自分の希望する大規模病院への転職に、自信をもって挑戦することができるでしょう。
看護師の転職時筆記試験の内容とは?
まずは、看護師が転職時に乗り越えなくてはならない審査についてご紹介します。
- 書類選考
- 面接
- 筆記試験
中小規模の病院の場合、書類選考と面接のみというケースが多いですが、大規模病院の場合は、筆記試験も審査対象になるというケースが多いです。
その理由は、高度な医療と看護を患者様に提供しているから。
採用側としても、一定レベル以上の看護師が欲しいということですね。
筆記試験の内容は…
- 小論文
- 適性検査
- 専門知識の試験
という場合が多いです。
この筆記試験により…
- 一般常識
- 看護知識
- 人間性
- 看護師としての考え方
- 資質
などを見極められます。
これらの項目を、『いかに筆記試験で表現するか!』というのが大切ということですね。
「ますます不安になってきた…。」という方もいるかもしれませんが、大丈夫!
それぞれの対策についてご紹介しましょう!
看護師の転職と筆記試験・・・テストが苦手な看護師ができる対策とは?
看護師の転職時の筆記試験で、「テストが苦手!」というあなたにおすすめの対策をまとめました。
- 小論文
- 小論文対策
- 適性検査
- 適性検査の対策
- 専門知識の試験
- 専門知識の試験対策
小論文
小論文は看護師としての知識に長けていれば、クリアできるというものではありません。
あなたの看護観や患者様への思い、問題をどのように捉えるかという部分を重要視しています。
小論文は800文字という場合がほとんどです。
テーマは…
- 臨床での体験談
- あなたが目指している看護師像
- あなたの看護観
- (転職先で)あなたが貢献できること
などが多いです。
これらのテーマに沿って、いかに看護師としての自分を表現できるかということが重要になってきます。
小論文対策
- 基本的なルールとは?
- 小論文の主軸とは?
- 小論文の練習をしよう!
基本的なルールとは?
- 最低でも80~90%の文字数は確保する
- 起承転結を意識する
- 5W1Hを意識する(いつ、どこで、誰が、何を、何故、どのように)
- 誤字、脱字に気をつける
- 一文は50文字以内に抑える
- 段落の初め、改行時は一マス下げる
- カギカッコ、句読点は一マス使用する
- 「思う」という表現は多用しない(小論文は感想文ではないため)
- 客観的データを随所に盛り込み、主観に頼った文章にならないよう気をつける
- テーマから脱線しない
小論文の主軸とは?
基本的なルールを守りつつ、大切にしなくてはならないのは、あなたの看護観や患者様への思い、問題をどのように捉えるかということを、文章として表現することです。
- 患者様に対して○○のような思いを持っている
- 私は○○のような看護師を目指している
という決まった文言を入れなくては『減点』ということでは、決してありません。
あくまで、今のあなたの患者様に対する思いや考え方、看護観でOK!
必然的に、それが小論文の主軸となります。
あなたは臨床で数々の現場をこなしてきた看護師!
自信をもって大丈夫ですよ。
ただそれを言葉として表現するためには、漠然とした思いや考え方ではまとまりませんよね。
ですから小論文の対策として、事前に先ほどご紹介したようなテーマに沿って、箇条書きでも文言として書き出しておくと良いでしょう。
小論文の練習をしよう!
念には念を!
小論文の練習は大切です。
どんなに文章能力がある看護師であっても、いざ実際の試験となると、「緊張して考え方がまとまらない!
なんてことも考えられます。
もちろん自分のペースでOKです!
寝る前、一日おき、週に2回など800文字で文章を書く練習をしておくことをオススメします。
この練習が、あなたに更なる自信を与え、本番でも落ち着いて小論文を書く事ができるでしょう。
適性検査
適性検査で採用側が重要視しているのは、あなたの看護師としての適性です。
検査自体はマークシート方式が主流で、難しいものではありません。
一般の就職試験でも使用される『SPI』と呼ばれる適性検査であれば、ご存知の方もいるのではないでしょうか。
看護師の転職時採用試験でも、SPIが使用されるケースが多いでしょう。
よっぽどのことがない限り、この適性検査で採否が決まることはありません。
適性検査の対策
適性検査の対策は、市販の問題集での練習が効果的!
本屋さんなどで簡単に入手することが可能です。
事前に練習をしておくことで、本来の能力を発揮することができるでしょう。
性格検査は、特に自分をよく見せようと回答する必要はありません。
嘘をついても他の質問項目で辻褄が合わなくなってしまいますから、素直に回答しましょう。
専門知識の試験
専門知識の試験は、看護師であれば問題なく解ける看護知識を審査する試験です。
臨床で得た知識が役立つ試験といえるでしょう。
専門知識の試験対策
試験の範囲はまんべんなく出題されるため、特殊な病棟で長く勤めていたという方は、振り返りが必要です。
対策としては、国家試験の過去問を解いてみるのが効果的でしょう。
看護師で転職時の筆記試験の不安が拭えない人は転職サイトへ!
看護師が転職時の筆記試験を受けるにあたって、先ほどご紹介したような筆記試験対策をしたからといって、不安がゼロになるということはありませんよね。
対策をすればするほど、どんどん不安が増してしまうという方もいるかもしれません。
そんなあなたにオススメなのが、『看護師転職サイトを利用しての転職』!
看護師転職サイトを利用して転職すると、不安で仕方ない筆記試験でもメリット満載!
- 担当の転職コンサルタントが、筆記試験対策の具体的アドバイスをしてくれる
- 病院の過去問を入手してくれる場合がある
- 筆記試験の傾向を分析しており、それを伝授してくれる
看護師転職サイトの転職コンサルタントは、あなたの味方です。
強い味方をつけたあなたは、自信を持って筆記試験に臨めること間違いナシですよ!
結論
転職時の筆記試験の内容や対策で自信がない場合は、看護師転職サイトの転職コンサルタントに相談しよう!
転職は一大イベントですよね。
転職を決意した以上、希望の病院で働きたいと願うもの。
その過程に筆記試験があっても、十分に対策を行えば怖いものはありません。
後悔するのは、準備を怠り、希望の病院で働けないことです。
もしかしたら、あなたが働きたいと願った病院で、あなたは看護師として大きく飛躍できたかもしれません。
そんな後悔をしないよう、事前の準備を万全に行い、自分の希望する大規模病院への転職に、自信をもって挑戦しましょう!
執筆者情報

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